児童養護施設の子どもたちへクリスマスプレゼントを贈ることを目的にした「クリスマスチャリティーイベント」が12月20日、白石まちづくりイベント広場(札幌市白石区南郷通1南)で行われる。
同イベントを主催する社会人音楽サークル「Sapporo Session Studio」は、年齢や文化、演奏技量を問わず参加できるサークルとして活動。賛美歌をはじめとするアコースティック演奏や、メンバーが制作したハンドメード雑貨の販売を行い、投げ銭や物販の収益を寄付金に充てる。札幌市社会福祉協議会の紹介を受け、社会福祉法人常徳会・興正学園を寄付先に決めたという。
同団体によるクリスマス企画は2回目。前回は2023年に豊平教会で行い、収益は教会への献金として子ども食堂の運営費などに活用された。今回は「子どもたちへ直接プレゼントを手渡したい」と考え、内容を一新。会場の管理を行う「札幌市若者支援センター Youth+」の協力を受け、同施設の利用者も一部企画に参加する。
同団体で企画・運営を担当する物部拓徒さんは「音楽と福祉を掛け合わせ、人とのつながりを広げていきたい。来場者が安心してチャリティーに参加できる場にしたい」と話す。「私たちと一緒に地域のための活動に関わる仲間も歓迎したい」とも。
開催時間は11時~17時(公演は13時、15時、17時開始)。入場無料。