ヘコアユイベント「ひらひら“ヘコアユ”まつり 2024」が11月1日、都市型水族館「AOAO SAPPORO」(札幌市中央区南2西3)で始まる。
水中で逆さまに泳ぐ姿が数字の「1」に似ていたり、敵から逃げる時や食事の時間になると横向きで泳ぐ姿が漢字の「一」に似ていたりする特徴があるヘコアユ。同館はヘコアユの不思議な生態を多くの人々に知ってもらうため、毎年11月11日を「ヘコアユの日」として記念日申請し、昨年、一般社団法人日本記念日協会が正式に認定した。
今年は、ヘコアユの生態や魅力を展示や体験プログラムで紹介する。逆立ちで泳ぐヘコアユが一斉に横になって泳いで集合する様子が見られる食事の様子や、ヘコアユの食事内容を公開するほか、「ひらひら“ヘコアユ”トーク」「“ヘコアユ”BINGO」なども開く。
今年は、札幌市電低床車両「シリウス」を特別装飾した「“ヘコアユ”号」が札幌市内を走行。加えて、さっぽろテレビ塔(大通西1)でもヘコアユに関するクイズが出現する「テレビ父さんと“ヘコアユ”からの挑戦状!」を行う。
同館広報担当者の芝田優希さんは「見た目はぺったんこで、普段は逆さになってひらひら泳ぐ不思議な魚。食事を与えると一斉に横になって集まる姿は、ついつい『おー』と声が出てしまうほど。その一瞬の姿を見に来てもらいたい」と呼びかける。
開催時間は10時~22時。11月11日まで。