小・中学生向け夏休み企画「リリートレイン サマーイベント」が7月20日、百合が原公園(札幌市北区)で始まった。
「リリートレイン」は、全長1.2キロの園内コースを約12分かけて巡る周遊列車アトラクション。期間中、小・中学生を対象に、通常250円の乗車料金を200円に割引く。
同園によると、レールや木製の枕木などは旧国鉄の物を再利用しているという「リリートレイン」の車窓からは現在、大きな花を咲かせることで知られる西洋アジサイ「アナベル」や、夏の暑い時期に色とりどりの花を咲かせる「ムクゲ」などの花を眺めることができる。
8月10日~12日はリリートレイン駅舎横で、植物を使った小・中学生向けワークショップ(参加費=500円~1,000円)を行う。多肉植物の寄せ植え、コケテラリウム・ハーバリウム作りなど、夏休みの自由研究にも使える内容を用意する。
同園スタッフの伊藤早織さんは「地元民だけでなく、観光や帰省で遊びに来ている子どもなど、小・中学生であれば誰でも対象になる。北海道の夏をよりお得に楽しく過ごしてもらえたら」と話す。
リリートレイン運転時間は10時~15時30分(土曜・日曜・祝日は15時40分まで)。8月18日まで。