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札幌の美術館で展覧会「メディアアーツの森」 札幌国際芸術祭に先立ち

「明和電機」社長の土佐信道さんによる「製品説明会&ミニライブ」の様子

「明和電機」社長の土佐信道さんによる「製品説明会&ミニライブ」の様子

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 「札幌国際芸術祭2024(SIAF2024)」に先立って「メディアアーツの森」をテーマにした展覧会が現在、札幌芸術の森美術館(札幌市南区芸術の森)で開催されている。

「明和電機 ナンセンスマシーン展 in 札幌」の展示の様子

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 札幌国際芸術祭は3年に1度、世界の最新アート作品が一堂に会するアートイベント。今回は6年半ぶり、初の冬季開催となり、来年1月20日から札幌市内の主要6会場で始まる。札幌芸術の森美術館では今月16日から、「メディアアーツの森」という会場テーマの下、2つの展覧会を先行オープンした。

 注目は「明和電機 ナンセンスマシーン展 in 札幌」。同展では体験型のユニークな作品で知られるアートユニット「明和電機」が開発した「ナンセンスマシーン」が集結し、来場者は触れることができる。会期中の週末には、明和電機社長の土佐信道さんによるワークショップやミニライブなど、関連イベントを展開する。

 B展示室では「メディアアーツ都市・札幌って知ってました?」と題した展覧会を開く。同展は「石井裕+MITメディアラボ タンジブル・メディア・グループ」がこれまでに制作したプロジェクトを紹介する動画をはじめ、「LAUSBUB」のミュージックビデオやクリプトン・フューチャー・メディアのキャラクター「雪ミク」のヒストリーを紹介するパネル、世界最大のロボット大会を目指す札幌の中高生チーム「Yukikaze Technology(ユキカゼ テクノロジー)」が競技用に製作したロボット、日本における1950(昭和25)年から2020年までのメディアアーツ市年表などを展示している。

 土佐さんは「作品を見るだけでなく体験やどうやって作ったかという発想の部分なども展示している。『明和電機』のものづくりが全て分かる内容となっているので来場してほしい」と呼びかける。

 開催時間は9時45分~17時(入館は閉館の30分前まで)。月曜(祝休日の場合は翌日)、12月29日~1月3日休館。3月3日まで。

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