「GOOD NEWS HOKKAIDO(グッドニュースホッカイドウ) 新千歳空港店」が12月21日、新千歳空港(千歳市美々)国内線旅客ターミナル2階にオープンした。
キャラメルと合わせたブラウンチーズをサンドした「ブラウンチーズブラザー」
同店は、食をテーマに掲げ、デザインを通じて社会課題に取り組むことを目的としたコンセプトショップ。「森林ノ牧場」(栃木県)と共同開発したクッキーサンド「バターのいとこ」を販売するほか、「GOOD NEWS」(栃木県)が関東・関西のみで展開していた「ブラウンチーズブラザー」を北海道で初めて販売する。
「バターのいとこ」は、無脂肪乳から作ったジャムをゴーフレット(ワッフル)生地でサンドした洋菓子。「ブラウンチーズブラザー」は、チーズの制作過程で廃棄される「ホエイ」を煮詰めたブラウンチーズを使う菓子。キャラメルと合わせたブラウンチーズをバターベースのガレットブルトンヌでサンドしている。
店内には、「食」をテーマに社会課題をデザインによって解決することを目的とした商品づくりなどを行う企業「GOOD NEWS」が選んだ店や商品を紹介するブース「GOOD NEWS NEIGHBORS(グッドニュースネイバーズ)」を設ける。
同ブースでは、北海道の応援と、商品を生産する地元への還元を目指し、「理想を実現できる道東にする」というビジョンを掲げて活動するクリエーター集団「ドット道東」とタッグを組み、道東の菓子をポップアップで販売する。第1弾として津別町の「クマヤキサブレ」(4枚入り、932円)を用意する。
「地方に根差し、地域を大切にするメンバーを応援したい」と同社社長の宮本吾一さん。「商品を通して、生産者と直接つながり、地方から世界へ良い知らせ(GOOD NEWS)を伝えていく」と話す。
営業時間は8時~20時。