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札幌の水族館で生まれ育ったクラゲを公開 獣医による4こま解説も

展示の様子

展示の様子

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 AOAO SAPPORO(札幌市中央区南2西3)で育ったクラゲの仲間「カラージェリーフィッシュ」が現在、同館6階「プランクトンルーム」で展示されている。

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 「カラージェリーフィッシュ」は、丸いフォルムや青色、白色、赤色など、さまざまな体色を持つ特徴的なクラゲの仲間。国内の水族館などで親しまれているクラゲだが生体には謎も多く、水族館内での育成や繁殖の事例は少ないという。

 2023年8月ごろ、AOAO SAPPOROのスタッフが偶然、6階「プランクトンルーム」の展示水槽内でカラージェリーフィッシュの幼生であるエフィラを発見した。以降、バックヤードで約4カ月間にわたり育成を試み、傘径が1~3センチに成長した稚クラゲの展示公開にこぎ着けた。

 おたる水族館とAOAO SAPPOROの獣医である角川さんが描いた4こま解説「AOAOで生まれたカラージェリー」も展示する。生物の特徴を捉えたイラストを交えながら、カラージェリーフィッシュの発見秘話を紹介する。

 同館広報担当者の佐々遥平さんは「当館で生まれ育った生物を展示するのは初めて。この機会に見に来てほしい」と話す。

 営業時間は10時~22時(最終入館は21時)。1月1日は休業。1月15日まで。

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