洞爺湖町の特産品を使ったランチの試食会が8月14日、センチュリーロイヤルホテル(札幌市中央区北5西5)で行われた。
8月1日から開催している「洞爺湖町フェア」と同町農産物のPRを目的に企画。洞爺湖町の下道英明町長、JAとうや湖代表理事組合長の高井一英さん、洞爺湖町ふるさと応援団2人が参加した。同ホテルと洞爺湖町の連携事業は昨夏に続き3回目。
洞爺湖町は、畑や田、牧場が面積の町全体の面積の15%を占めている。2008(平成20)年の洞爺湖サミットを機に、JAとうや湖は翌2009(平成21)年、安全性を評価する国際認証規格「グローバルギャップ」を全国のJAで初めて取得した。東京オリンピックでは選手村で使う食材としてニンジンとカボチャを納入した。
試食会ではスカイレストラン「ロンド」の「洞爺ベジランチ」と日本料理「北乃路」の「洞爺美菜膳」(以上4,800円)を提供。北乃路からは、釜で炊いたブランド米の財田(たからだ)米も振る舞われた。このほか、同フェアを記念して製造した同町産赤シソのクラフトビールの試飲も行い、「とうやの味」をアピールした。
下道町長は「生産者が丹精込めて育てた食材と料理人の技のコラボしたおいしさに感動した。料理を五感で堪能してもらい、洞爺湖町に足を運んでほしい」と話した。
洞爺湖町フェアは今月31日まで。