「牧場フライドジェラート専門店フライドミルク」が8月15日、狸小路5丁目(札幌市中央区南3西5)にオープンする。運営は「札幌エージェント」(南5西9)。
美深町の自社農場で生乳を生産している同社は今年2月、6次化プロジェクト第1弾として生ドーナツ専門店「MILK DO dore iku?(ミルクドドレイク)」を札幌桑園に出店。5月は第2弾として「うし煮込み磯田屋」を琴似に出店した。「フライドミルク」出店はプロジェクト第3弾企画となる。
同店はアイスクリームに自家製ブレンドパン粉をまぶし、短時間で揚げることで、外側は熱く、中のアイスクリームは冷たいまま提供する「フライドジェラート」の専門店。使うアイスクリームは生乳とバターをブレンドしたジェラート。生乳は同社の牧場のほか、協力農家から取り寄せた、保存料などを使っていない低温殺菌の物を使う。商品の特性上、賞味期限は90秒。
メニューは、「純生ホイップ」(600円)、「自家製カスタード」(650円)、「ショコラナッツ」「チョコバナナ」「ティラミス」(以上750円)、「ショートケーキ」(900円)など。メニュー開発は食プロデュース集団「hanninmae(ハンニンマエ)」が手がけた。
札幌エージェント会長の磯田洋平さんは「熱々でカリッとした食感の衣と、生クリームのようにとろけるジェラートのハーモニーを楽しんでほしい」と話す。
営業時間は、平日=15時~、土曜・日曜・祝日=12時~。いずれも売り切れ次第。