「森乃百日氷（もりのひゃくにちごおり）」の営業が6月17日、100日限定で始まった。

　夏から紅葉の時期にかけて100日間限定で営業する同店。4年目となる今年は定番メニュー・期間限定メニューを提供。定番メニューは「こころときめきするもの」（森の木イチゴ）、「雪の降りかかりたる」（余市くるみとバナナきな粉）、「あてなるもの」（抹茶とマーマレード）の3種。期間限定メニューは「二十日氷」と題し、その季節に旬を迎える食材を使った蜜を20日ごとに変更して提供する。

　昨年は1日最長8時間待ちの日もあったことから今年は、メイン会場を山ノ風マチ店（札幌市南区定山渓温泉西2）に変更した。毎日10時30分から整理券を配布する。昨年まで営業していた「森乃湯 本店」（定山渓温泉西3）での提供は時間を区切り、1枠当たり5人限定の予約制とする。メニューも「二十日氷」をアレンジした裏メニュー1種類のみを提供する。

　素材は同社の農園や契約農家など、「生産者の顔が見える」食材を使う。合わせるシロップは「第一寶亭留（ホテル）」の調理人が作る手作りで提供する。氷は48時間かけて作る純氷を用いる。

　営業時間は、山ノ風マチ店＝11時～17時30分、森乃湯 本店＝12時・12時30分・13時・13時30分の4枠。森乃湯 本店は前日18時から予約フォームで要予約。9月24日まで。