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札幌で「フェアトレードフェスタ」 24店舗・団体が出展、催しも

昨年の様子

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 「フェアトレードフェスタinさっぽろ2023」が6月24日・25日、札幌市民交流プラザ(札幌市中央区北1西1)1階で開催される。

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 フェアトレード(公平貿易)とは、発展途上国や立場の弱い状況の下で作られた作物や製品を適正な価格で継続的に取引することによって、生産者の持続的な生活向上を支える仕組みのこと。

 同イベントは2002(平成14)年に道内初のフェアトレード商品専門店「これからや」(白石区菊水3条1)とその思いに共鳴する人たちが立ち上げ、フェアトレードを通じて貧困格差、差別偏見のない平和で公正な社会をつくることを目指して、毎年開催してきた。今回はフェアトレードに関わる北海道内外24の店舗・団体が出展し、フェアトレード商品の紹介と販売を行う。

 関連イベントとして、24日は「札幌市図書・情報館」でツナミクラフト代表の東山高志さんを講師に迎えた無料セミナー「つながりを仕事に~フィリピンから学ぶ起業のノウハウ~」(定員50人、事前申し込み不要)を行う。

 25日は「SCARTSコート」でフェアトレードに関わるパネル展を行うほか、アイヌシンガーの豊川容子さんのライブや高校生によるワークショップ、講演会、絵本の読み聞かせなどの催しを展開。会場の様子はオンラインでライブ配信する。

 実行委員長の萱野智篤さんは「より多くの人たちがフェアトレードに親しみ、フェアトレードの持つ多様な意義を知ってほしい」と話す。

 開催時間は、24日=11時~17時、25日=10時~16時。入場無料。

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