世界最小のペンギン「フェアリーペンギン」が7月20日から、都市型水族館「AOAO SAPPORO」(札幌市中央区南2西3)で展示されることが決まった。
「フェアリーペンギン」は、オーストラリア南部とニュージーランドに生息する体長30~40センチ、体重1キロの世界最小のペンギンで青みがかったグレーの体色が特徴。同館でのペンギンの展示は、両足で飛び跳ねて移動する習性がある「キタイワトビペンギン」に次いで2種目になる。
「フェアリーペンギン」の数は、オス=3羽、メス=2羽の合計5羽。展示スペースは、「AOAO SAPPORO」6階の熱帯地方原産の植物が生い茂る「GREEN ROOM」内にあり、20種以上の植物に覆われた空間で「フェアリーペンギン」の生態を観察できるという。
館長の山内將生さんは「北海道内の日本動物園水族館協会(JAZA)に加盟している動物園・水族館でフェアリーペンギンを常設展示するのは初めて。注目してほしい」と呼びかける。
営業時間は10時~22時(最終入館21時)。入館料は、大人(高校生以上)=2,000円~(時期によって変動)、子ども(小中学生)=1,000円~(同)、幼児(3歳以上)=200円。