![23階スカイレストラン ロンドで提供する「とんがり ランチ」(4,500円)](https://images.keizai.biz/sapporo_keizai/headline/1685001260_photo.jpg)
浦河町・様似町・えりも町・広尾町と連携したレストラン企画「おいしい とんがりロードフェア」が6月1日、センチュリーロイヤルホテル(札幌市中央区北5西5)で始まる。
19階日本料理 北乃路で提供する「とんがりランチ」(1日30食限定、4,800円)
企画名の「とんがりロード」は襟裳岬(えりも町)を頂点に、東に広尾町、西に様似町と浦河町が連なる三角地帯のドライブコースの通称。4町は襟裳岬周辺を巡る周遊観光や各町の自然、農産品等をPRするため、連携して活動している。
このほか4町では1950(昭和25)年代、えりも町における森林伐採で砂漠化した荒野に地元漁師らが木を植え続け、森と海をよみがえらせた実話を元にした映画「北の流氷」(仮題)の製作準備委員会を設立。2024年の上映を目指した活動に取り組んでいる。
同フェアでは映画製作に取り組む4町の食材を使った限定料理を通して、映画の認知向上と機運醸成を図るため、同ホテルが企画。期間中、映画のキーアイテムとなる日高昆布のほか、イチゴ、短角牛、タコ、シシャモなど、各町の食材を同ホテルの各店のシェフが限定料理として仕立てる。
同ホテル2階ロビーでは同映画のテーマ「えりも岬緑化事業」に関するパネルや、同映画の監督で浦河町出身の田中光敏さんのこれまでの作品や台本、ポスターなどを展示する。
総調理長の金子厚さんは「もっとたくさんの人に同映画を知ってもらうきっかけを作っていきたい」と話す。
6月30日まで。