初夏の野外音楽フェス「しゃけ音楽会2023」が6月17日・18日、札幌芸術の森（札幌市南区芸術の森2）野外ステージで開催される。

夜のステージの様子（写真：asako yoshikawa）

　「しゃけ音楽会」は「北海道の冬に音楽フェスを」という思いから、音楽好きが集まって2011（平成23）年に始まった冬の音楽フェス「OTO TO TABI」から派生した夏のイベント。2022年からスタートし、今年で2回目の開催となる。

　出演アーティストは、17日＝THA BLUE HERB、BENBE、Manic Sheep、U-zhaan×環ROY×鎮座DOPENESSほか。18日＝蓮沼執太フィル、石橋英子×ジム・オルーク、SADFRANKほか。アーティストの追加情報などはウェブサイトで順次発表される。

　昨年に続き、会場ではワークショップコーナーを用意しているキッズエリアや、雑貨屋などが出店するマルシェも登場する予定。

　スタッフの川畑拓也さんによると、「しゃけ音楽会」を企画した経緯は、コロナ禍で立ち止まったことを機に見つめ直し、「初夏の気持ち良い時期、ロケーションの良い会場で1つのステージでじっくりとライブを見てほしい」と原点に帰ったことがきっかけだったという。

　「1人でも子連れ家族でもゆったり楽しめるような環境をさらに作っていきたい」と川畑さん。「今年も参加者・スタッフ・出演者たちが『毎年戻ってきたくなる』ようなイベントを作り上げていきたいと思っているので、楽しみにしてもらえたら」と呼びかける。

　開催時間は10時30分～20時。料金は、2日通し入場券＝1万5,000円（前売りのみ）、1日入場券＝8,000円（当日9,000円）。