国営滝野すずらん丘陵公園(札幌市南区滝野、TEL 011-592-3333)のグリーンシーズン営業が4月20日、始まった。
チューリップなど色とりどりの花畑や、大型遊具、オートキャンプ場などを備える自然公園。400ヘクタールの敷地内には4つのゾーンがあり、季節に応じてアクティビティや自然を体験できる。
渓流ゾーンでは現在、「ミズバショウ園」のミズバショウ、「平成の森」のエゾエンゴサク、キクザキイチゲなどが開花。中心ゾーンでは「峠の庭下」のクロッカス、「花のテラス下」のシクラメン コウムが見頃を迎えている。「花のまきば」のチューリップは、例年5月中旬~6月上旬が見頃という。
東口ゲート周辺では4月22日~6月11日の期間、「パンジー・ビオラ オブジェ展」を行う。バスのオブジェを設けた会場には色とりどりのパンジー・ビオラを展示。来園者に写真撮影や花を楽しんでもらう「憩いの場」として用意する。
今年は4年ぶりの開催となる「北海道キャンピングフェア」(5月20日・21日)や「チューリップ掘り取り体験」(6月10日・11日)なども行う予定。
滝野管理センター 業務課 企画広報係の関本夏輝さんは「園内では例年よりも早く、エゾノリュウキンカやフクジュソウといった春の山野草が顔を出し、アシリベツの滝は雪解け増水により、ダイナミックな水瀑になっている。ぜひ遊びにきてもらいたい」と話す。
開園時間は9時~17時(6月1日~8月31日は18時まで)。入園料は、大人(15歳以上)=450円、65歳以上=210円。グリーンシーズンは11月10日まで。