京王プレリアホテル札幌(札幌市)で4月1日から、「北海道大学卒業卵」を使った朝食メニューの提供が始まる。
「北海道大学卒業卵」は、北海道大学内生物生産研究農場で生産している一般には流通していないという卵。同卵を使ったオードブルやメイン、デザートの3品を考案し、朝食ビュッフェで1品ずつ日替わりで提供する。
オードブルでは、半熟にゆでた卵を手作りマフィンに挟み、道産トウモロコシと道産生ハムを合わせ、オランデーズソースをかけた「北海道大学卒業卵のエッグベネディクト プレリアスタイル」を用意。メインには、同卵を使った洋風茶わん蒸しに道産ホタテと厚岸産黒ガレイ、ビスクを加えたブイヤベースを合わせ、石狩にんにくで香りを付けた「北海道大学卒業卵のロワイヤル ブイヤベース仕立て」を用意する。
デザートは、同卵や北大牛乳などに12時間漬け込み焼き上げたフレンチトーストに、北大ミルクアイスクリームと塩キャラメルソースを添えた「北海道大学卒業卵の生フレンチトースト」を提供する。
支配人の増田裕介さんは「今後も徒歩1分の近さにある北海道大学と連携し、北大食材の発信拠点として商品開発に取り組むとともに、北海道食材の新たな一面に出合える朝食を提供していく」と話す。
朝食の営業時間は6時~11時。料金は、大人(13歳~)=2,200円(外来は1日20食限定で2,530円)、子ども(6~12歳)=990円、幼児(~5歳)は無料。4月22日まで。