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札幌でドキュメンタリー映画上映会 「部落差別」問題を描く

© 『私のはなし 部落のはなし』製作委員会

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 ドキュメンタリー映画上映会「いまドキュ01『私のはなし 部落のはなし』」が3月21日、札幌市資料館(札幌市中央区大通西13)研修室で開かれる。

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 「いまドキュ」では、札幌で活動する自主上映グループ「キノマド」と北海道をベースにドキュメンタリー映画などの製作を手がける「fuchi」が選んだドキュメンタリー映画を上映する。

 上映作品は、昨年劇場公開された「私のはなし 部落のはなし」(前編94分、後編111分、計205分)。同作では部落差別の起源から現状までを描き、積み重なった差別の歴史と複雑に絡み合った背景を解き明かしてていく。監督はドキュメンタリー映画「にくのひと」の満若勇咲さん。「なぜ君は総理大臣になれないのか」の監督・大島新さんがプロデュースを手がけた。

 「キノマド」スタッフの田口亮さんによると、同作は部落差別がテーマの作品で、差別の起源と差別が今もなお継続している理由に深く迫っており、問題の本質についてじっくりと知ることができるという。

 「同作は部落差別の問題だけにとどまらない映画。他の差別とも共通する論点が多くあり、より価値の高い作品に仕上がっている」と田口さん。「現在は配信もされていないため、貴重な鑑賞機会になる。多くの人に見てもらえれば」と呼びかける。

 11時開場、11時30分上映開始。料金は2,400円。

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