北海道の素材を使った「札幌農学校 焼きたてクッキーサンド 餡(あん)バター」の販売が3月1日、「きのとや新千歳空港ファクトリー店」(千歳市美々)で始まった。
2021年から東京、大阪、名古屋、愛媛、新潟など全国の百貨店物産展で実演販売の出店を重ねてきた同商品。バターや小麦粉、あずき、てんさい糖などは、北海道産素材を使う。道内でも「販売してほしい」という声が上がったため、札幌駅に昨年11月、焼きたてクッキーサンド専門店「札幌農学校JR札幌駅店」をオープンした。道内の常設店での販売は同店が2店舗目となる。
オーブンを備えた菓子工房型の店内でミルククッキーの生地をカットしては焼き上げる作業を日に何度も行いながら粗熱を取ったクッキーにバタークリームとつぶあんを挟み、出来たてを提供するという。
広報担当者の新妻昌子さんは「『また食べたい』と北海道を訪れるたくさんの人の記憶に残れば」と話す。
価格は、1個=216円、5個入り=1,080円。販売時間は10時~19時。