「春の洋ラン展~豪華絢爛!愛好家によるランの展示~」が2月28日から、百合が原緑のセンター(札幌市北区百合が原公園)中温室で始まる。
種類によって適した温度や湿度、水やりなど、育て方が異なるという洋ラン。同展ではランの愛好家「北海道蘭友会」会員が長年培ってきたという栽培技術や仕立て方によって育てた洋ランを展示する。
会場では「洋ランの女王」と呼ばれ、唇弁と花弁が大きく広がる「カトレア」や、祝い事や贈答品として人気が高い「ファレノプシス(コチョウラン)」、花色や花姿のバリエーションが豊富な「デンドロビウム」など、洋ランがずらりと並ぶ。
期間中は、洋ランの鉢植えや初心者向けの花苗などを販売するほか、3月4日には「北海道蘭友会」会員が講師となって洋ランの育て方を説明する講習会(参加費=130円、要予約)も行う。
同園管理事務所の伊藤早織さんは「展示会をきっかけに洋ランの魅力に触れ、栽培の輪が広がれば」と話す。
開催時間は8時45分~17時15分。月曜休館。入場料は、高校生以上=130円、中学生以下・65歳以上無料。3月5日まで。