北見市常呂町の食材を使った限定メニューを提供する「帆立(ほたて)とカーリングのまち・常呂町フェア」が2月1日、センチュリーロイヤルホテル(札幌市中央区北5西5)で始まる。
同町と連携したレストランフェアは4回目。北海道東部の北見市にある常呂町は、オホーツク海、サロマ湖に面した農業と漁業の地域で「ホタテ養殖発祥の地」。日本発の屋内専用カーリングホールが誕生した町でもあり、「カーリングの聖地」とも呼ばれる。
期間中、23階スカイレストラン「ロンド」と、日本料理「北乃路」で限定ランチとディナーコースを提供する。各コースには、同地域と関係が深い札幌の女子カーリングチーム「フォルティウス」選手のアイデアを基に考案した創作料理を含む。
今回、新メニューとして、ホテルロイヤル北見(北見市)とコラボした「カーリング釜飯」を19階日本料理「北乃路(きたのじ)」で提供する。カーリング釜飯は2022年4月28日からホテルロイヤル北見で提供しているメニューで、釜のふたは競技に使うストーンのハンドルを模して北見市の木工業者が手作りした。今回のフェア開催に当たり、センチュリーロイヤルホテルでもカーリング釜飯でカーリングの聖地を一緒にPRできないかと考え、ホテルロイヤル北見に相談。提供が実現した。
2階ロビーでは「常呂町ロビー展」(無料)も同時開催。常呂町とカーリングの出合いや用具の歴史などをパネルで紹介する。
総調理長の金子厚さんは「今年も女子カーリングチーム『フォルティウス』の選手にスペシャルアンバサダーとして協力いただいた。『帆立とカーリングのまち』の魅力をおいしく、楽しくPRしていきたい」と意気込む。
2月28日まで。