氷像が立ち並ぶ「2023千歳・支笏湖氷濤(ひょうとう)まつり 氷の美術館」が1月28日から、千歳市の支笏湖(しこつこ)温泉郷で始まる。
支笏湖の湖水を使って作る大小さまざまな氷像を展示する同イベント。昼は支笏湖ブルーと呼ばれるナチュラルブルーに輝くという氷像を夜はライトアップする。
展示するのは、高さ13メートルのシンボルな氷像をはじめ、高さ9メートルの氷壁、英国南部・ソールズベリー平原にある巨石建造物のストーンヘンジをイメージした氷像など。トンネル状の氷像の上を歩いて展望台へ向かうエリアや凹凸で青の濃さが変化して見える壁なども設ける。
会期中、「氷の美術館」ガイドツアーも行う。氷濤まつりや山線鉄橋などの歴史、氷像の骨組み・池や壁の裏側などを地元ガイドが解説付きで案内する。個人向けツアー(1人500円、1回5人まで)は、会場外の特設スペースで製作部が三角氷柱作りを教える。
実行委員長の小林典幸さんは「コロナ禍で新しい生活スタイルとなり、当イベントも『氷の美術館』としてシンプルな氷像で美しさを楽しめる。夜のカラフルな氷像も美しいが、朝方が見頃の青く一切着色していない『支笏湖ブルー』に輝く氷像を見にきてほしい」と話す。
開催時間は10時~20時(ライトアップは16時30分~)。入場料は、高校生以上=500円、中学生以下=無料。ガイドツアーの申し込みは、当日、本部棟前で受け付ける。受け付けの開始は会場内アナウンスで知らせる。
2月23日まで。