映画祭「前田敦子さっぽろシネマフェスティバル」が2月3日・4日の2日間、共済ホール（札幌市中央区北4西1）で開催される。主催は「映画の空気」（札幌市中央区）。

主に俳優を札幌に招き映画上映会を開く同イベント。今回は女優の前田敦子さんを招き、プログラムをA～Dに分けて前田さんが出演する映画5作品を上映するほか、2日間合わせて135分間のトーク時間を設け、前田さんと来場客が交流する時間も設ける。

　1日目のプログラムAでは、「もらとりあむタマ子」（2013（平成25）年、78分）、「Seventh Code」（2014（平成26）年、60分）の2作品を上映する。トークショーでは、「女優と映画監督」をテーマに前田さんと黒沢清監督が話す。Bでは、「イニシエーション・ラブ」（2015（平成27）年、110分）を上映。「恋愛映画」をテーマに前田さんお薦めの恋愛映画を紹介する。

　2日目のプログラムCでは、「もっと超越した所へ。」（2022年、119分）を上映する。トーク企画では「これからの前田敦子」をテーマに前田さんの今後について話してもらうという。Dでは、開催直前まで非公開という前田さんセレクトの1作品を上映する。

　「映画の空気」営業担当者の梶原真由さんは「映画の空気では前田さんを特集し、今はどんな考え、気持ちで女優として活動されているのか、前田さんの映画愛を含めて聞きたいと思った。札幌らしい冬の季節に『前田敦子の映画の空気』を楽しんでほしい」と呼びかける。

　開場時間は、プログラムA・C＝12時、B＝17時、D＝16時30分。チケット料金はプログラムA・B・C＝各4,400円、D＝1,900円。