冬の温泉街をスノーキャンドルで照らす「雪灯路(ゆきとうろ)」が1月28日から、定山渓神社(札幌市南区定山渓温泉東3、TEL 011-598-2012)で始まる。
今年で13年目を迎える同イベント。メイン会場となる定山渓神社の境内に地域住民や温泉街の人たちが手作りするスノーキャンドルを並べて敷き詰め会場を照らす。
境内の奥には光と映像が自然と融合する様子を表現するという「祈りの森」を設け、神社裏から続く登山道の雑木林をプロジェクションマッピングとイルミネーションで彩る。昨年6月から10月に行われたライティングパフォーマンス「JOZANKEI NATURE LUMINARIE(ネイチャールミナリエ)」の世界観を冬に再現するという。
今年は、1月28日・29日、2月4日に雅楽漫才コンビの「なそり~ズ」が来演。本格的な舞楽「納曽利(なそり)」で会場を盛り上げる。
「スノーキャンドルは一つ一つが手作りで、とても手間がかかる。1000個のスノーキャンドルを一挙に並べたイベントは珍しい」と定山渓観光協会事務局マネジャーの橘真哉さん。「手間暇、気象条件など、メジャーなイベントになることがなかなか難しいイベントだが、極寒の冬の夜をぜひ楽しんでもらいたい」と来場を呼びかける。
開催時間は18時~21時。2月4日まで。