冬の体験型イベント「羊ヶ丘スノーパーク2023」が1月6日、さっぽろ羊ヶ丘展望台(札幌市豊平区羊ケ丘1)で始まる。
2004(平成16)年に始まり、今年で19回目となるイベント。市内で気軽に雪遊びを楽しんでもらおうと、さまざまな冬のアクティビティー体験を用意する。前回は59日間で2万4000人が来場した。
会場では、長さ80メートルの雪山からゴムチューブに乗って滑る「チューブすべり」をはじめ、雪原を手軽に散歩できるという「歩くスキー」、オリジナルの雪だるまを作る「ミニ雪だるま作り」、米国生まれの足で地面を蹴って進むランニングバイクにスキーアタッチメントを装着した「スノーストライダー」などを用意。かまくらやワカサギ釣りをしているような写真が撮れるフォトスポットも設ける。
今回、新たなコンテンツとして「雪うさぎづくり」も行う。来年の干支(えと)「卯(う)」にちなんで、「難を転ずる」という意味を持つ南天の実と葉を使って雪うさぎを作る。新年が良い1年となるようにと企画したという。開催期間は1月6日~10日の5日間。
さっぽろ羊ヶ丘展望台広報担当の丸山望美さんは「2月4日~11日は『さっぽろ雪まつり』と連携して、小・中学生の入場が無料になる。この機会に展望台で雪遊びを楽しんでほしい」と話す。
開催時間は10時~15時(最終受け付けは14時45分)。各アクティビティーの開始時間はウェブサイトに掲載する。入場料は大人=530円、小・中学生=300円、未就学児無料。3月5日まで。積雪状況や新型コロナウイルス感染状況により、開催時期やイベント内容が変更となる場合がある。