「ベーカリー風花風花(ふかふか)」(岩見沢市4西5)が12月3日、オープンした。
運営は岩見沢市にビジネスホテル2店、飲食店3店を展開する「ランドシステム」(同)。オープンのきっかけについて、同社社長の白戸良典さんは「当社はコロナ禍で宿泊と飲食部門に影響があった。新たな事業展開でチャレンジしたいと考え、岩見沢市初となる高級食パン事業へ参入した」と話す。
店名には「ほかにはない空間で地域の花のような優しい存在でありたい」という意味と「フカフカの焼きたてパンの香りが風に揺られ、人々に幸せを届ける風になってほしい」との思いを込めたという。
お薦めのパンは、国産バターや北海道産の無添加生クリームを入れた「くちどけの花(プレーン)」(1斤=450円、2斤=880円)。このほか、北海道十勝産小豆「かのこ」を使った「まめ日和(豆パン)」(1,100円、1.5斤)やバターが香ばしい「塩パン」(140円)、「ビーフカレーパン」(300円)、酒井農場(栗山町)の卵を使った「自家製カスタードのクリームパン」(180円)を販売する。同店2階にはカフェスペースも併設し、イートインにも対応する。
白戸さんは「今後、季節を取り入れた商品や地元岩見沢のメニューとコラボしたパンなども販売していきたい。通勤通学の人、地元のファミリー層など老若男女問わず気軽に来店してもらえるパン店を目指したい」と意気込む。
営業時間は10時~18時(カフェスぺースは17時まで)。