COE史上最高落札額のコーヒー豆-札幌のコーヒー店で予約販売開始へ

COE史上最高落札額のコーヒー豆-札幌のコーヒー店で予約販売開始へ

COE史上最高落札額のコーヒー豆-札幌のコーヒー店で予約販売開始へ

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 コーヒー豆の焙煎(ばいせん)・販売を行う「いわい珈琲」(札幌市豊平区月寒、TEL 011-854-6799)は2月20日から、昨年のカップ・オブ・エクセレンス(以下、COE)のプログラム史上最高落札額のコーヒー豆「エル・インヘルト」の予約販売を始める。

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 COEは、その年に生産された最高のコーヒーに対して与えられる称号。審査会は、最低5回のカッピング(味覚評価)が国内と国際審査員であるカッパーらによって、100点を満点とする得点方式で行われる。継続的に高得点を獲得したコーヒーのみが、審査会の次の段階へと進むことができ、最終勝者に「Cup of Excellence」の称号が授与される。審査会で、90点以上獲得したコーヒーを「プレジデンシャルアウォード」と呼ぶ。

 「エル・インヘルト」は、同審査会で93.68点を獲得。コーヒー豆の平均相場が、1ポンド当たり約3ドルに対し、同豆はCOEプログラム史上最高落札額の1ポンド当たり80.2ドルを記録した。最高落札額は例年の倍。「いわい珈琲」では同豆を100袋限定で販売する。価格は1袋(100グラム)4,200円。「高く感じるかもしれないが、1杯に換算したら420円。世界最高の素晴らしさを持ったコーヒーが1杯420円で飲めるので、ぜひ飲んでいただければ」と同店オーナーの岩井貴幸さん。

 カップから立ち上る香りはバラやオレンジの印象があり、一口飲むと非常に甘くクリーンで透明感があるのが特徴。岩井さんは「飲み込んだ後に口や鼻に残る香りは、リンゴやオレンジ、ピーチなどが冷めるごとに現れる多彩で複雑な印象の、まるでフルーツバスケットのようなコーヒー」と表現する。

 店内では、「エル・インヘルト」を1杯1,000円で提供している。商品は売切れ次第終了。営業時間は10時~18時。日曜・祝日定休。

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