札幌・大通公園で、「さっぽろライラックまつり」が今年から会期を2日間延長して5月23日~27日まで行われる。
札幌市の木に指定されているライラックを愛でながら、さまざまなイベントが体験できる同イベントは、札幌市民にとって、半年余りの長い冬からようやく開放され、野外散策を楽しむ季節到来のファンファーレともなり、期間中は、毎年多くの人でにぎわいを見せる。昨年は3日間で約34万人が訪れた。
5月23日11時から行われるオープニングセレモニーでは、陸上自衛隊による演奏や、ライラックの苗木プレゼント、記念植樹が行われる。
会場では、アート体験、喫茶コーナー、ミニコンサートなどさまざまな行事を予定。そのほか、日本茶のソムリエが新茶のいれ方・手もみ茶実演を行ったり、手もみ茶の味わいを紹介する「らいらっく茶屋」も開設する。ワインガーデンでは、道産ワインやワインメーカーが作ったフドウ果汁100%ジュースの提供も。
ステージでは、毎年恒例の吹奏楽演奏やストリートステージを行うほか、新企画としてジャズ演奏などを中心とした「ライラック音楽祭」も行われる。
企画担当者は、「『さっぽろライラックまつり』の魅力を高め、雪まつりや夏まつりに並ぶメジャーイベントにしたい」と話している。
会場は大通公園西4~7丁目