
センチュリーロイヤルホテル(札幌市中央区北5西5)で「洞爺湖町フェア」が8月1日、始まった。同町との連携事業は2回目。
19 階日本料理 北乃路で提供する「洞爺美菜膳」(3,300円)
洞爺湖町は、安心・安全な農作物の生産を目指すクリーン農業に取り組んでいる。2009(平成21)年、同町管轄のJAとうや湖が全国のJA・系統組織で初めてグローバルGAP認証を取得した。
期間中、同ホテルのレストランでは雪蔵じゃがいも、ニンジン、トマトをはじめ、ブランド米の財田米(たからだまい)やとうや湖和牛など、同町の特産品を使った限定料理をランチ、ディナーで提供する。このほか、味は変わらないが色や形が均一ではない規格外のニンジンを使った日替わり料理を朝食ビュッフェで提供し、食品ロスの解消に向けた取り組みも行う。
ホテル2階ロビーでは、とうや湖農業協同組合が取り組むグローバルGAPやクリーン農業に関するパンフレットやポスターを展示。雄大な自然をバックにさまざまな農作物が育つ風景を撮影した映像を放映する。
同ホテル総調理長の金子厚さんは「洞爺湖町自慢の特産品を使ったコース料理をたくさんの人に味わってもらいたい洞爺湖町に興味を持って、実際に訪れてもらうきっかけになれば」と話す。
8月31日まで。