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札幌の特別支援学校生徒らが30人がSDGs活動に参加

プラスチックゴミ(割れたプラスチックフォーク)を拾う札幌みなみの杜高等支援学校生徒の様子

プラスチックゴミ(割れたプラスチックフォーク)を拾う札幌みなみの杜高等支援学校生徒の様子

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 札幌市立札幌豊明高等支援学校と札幌みなみの杜高等支援学校の生徒ら30人が6月15日、全道各地で一斉に行う海岸清掃活動「Hokkaido 海のクリーンアップ大作戦!」に参加した。

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 北海道で中核的にSDGsを推進するために生活協同組合コープさっぽろが事務局となり2019年7月に設立された「北海道SDGs推進プラットフォーム」が主催した。

 同イベントに両校の参加をコーディネートしたMental-Consul代表の相内雄介さんは「特別支援学校生徒の作業ぶりは採用企業などでは評価が高い一方、障がいのある人の社会参加に対する誤解や偏見は少なくない。同イベントに参加する経験は、支援される側ではなく、環境SDGs活動の担い手側として、社会参加への自信を育む良い機会になると思った。高い障がい者雇用率で福祉活動にも熱心なコープさっぽろであれば、相談すれば参加をサポートしてもらえるかもしれないと考えた」と話す。

 相内さんから相談を受けたコープさっぽろは、両校生徒参加のための合理的配慮として、関連会社のコープトラベルによる両校とあそびーち石狩会場との間を直接バスで送迎する移動の無償サポートを提案。慣れ親しんだ場所からの集団移動の実現で両校生徒たちの参加の不安が軽減されたことで多くの参加へとつながった。

 同プロジェクトは全道各地合計1000人以上が参加者。当日、両校の生徒らは精力的にごみを拾った。清掃活動を終えた生徒らは「普通にゴミを拾うより、海がきれいになると思って拾うと、やりがいを感じた」と感想を話す。

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