映画と食の上映会「おいしい映画シリーズ」第1弾が7月2日、「HOKKAIDO×Station01」(札幌市中央区北5西5)で開催される。
映画を上映した後にその作品にまつわる料理を提供する同イベント。第1弾は、映画「その日、カレーライスができるまで」(2021年、52分)を上映後、札幌のスープカレー店「らっきょ」(札幌市西区琴似1条1)のルーカレーやチャイを提供する。
今回提供する「らっきょ」のルーカレーは、同作に登場するカレーをイメージして作るため、店舗のメニューにない特別なカレーを用意。その場で食べない場合は持ち帰りもできる。
作品は、齊藤工さんが企画・プロデュースを務め、主演のリリー・フランキーさんが初の一人芝居に挑戦した人間ドラマ。妻の誕生日に向けてカレーライスを仕込む主人公の男が、愛聴するラジオ投稿をしながら何気ない日常に思いをはせる姿を描く。
このほか、当日は同作の劇場公開時と同様に、短編映画「HOME FIGHT」(2021年、16分)も併映する。兄妹2人のリモート会話劇を描く。
映画の空気・代表の小笠原将士さんは「作品を鑑賞後に映画の中で観た食事を実際に食べてもらい、映画と食のコラボレーションを楽しんでもらえたら」と話す。
開催時間は、1回目=12時30分~15時(上映は13時~)、2回目=15時30分~18時(上映は16時~)。料金は、一般=2,800円、ソファ席=3,500円。