丸駒温泉旅館(千歳市幌美内7)が5月1日、リニューアルオープンした。
標準客室「湖側和室10畳」の和布団はローベッドスタイルに変更
北海道支笏湖(しこつこ)畔ある老舗の同旅館。1915(大正4)年に草ぶき小屋の温泉宿として創業した。支笏湖が一望できる「展望露天風呂」と、足元湧出(あしもとゆうしゅつ)湯の「天然露天風呂」を備える。
今回のリニューアルでは、清潔・快適を重視した客室改装に加え、同館のコンセプトである「こころのふる里」をより具現化するため、夕食に「囲炉裏(いろり)会席」を用意したレストランを新設。併せて、支笏湖の水をかけ流した「支笏湖展望水風呂」を新設した。
客室は全面禁煙化し、壁紙を一新。湖側客室は畳に「抗菌畳」を採用、標準客室「湖側和室10畳」は改装に合わせて和布団からローベッドスタイルに変更した。レストラン「薄雪草(うすゆきそう)」では、網焼きや鍋など囲炉裏を囲んで炭を使った会席料理を提供する。「支笏湖展望水風呂」は、大浴場、展望露天風呂に併設したテラスに設置。男性は石造り、女性は木造りの水風呂を新設した。
総支配人の日生下和夫さんは「札幌から車で1時間の場所にありながら、支笏湖の自然あふれる静かな秘湯宿。リニューアルした丸駒温泉へぜひ来ていただけたら」と呼びかける。
宿泊料金は1人一泊=1万5,000円~(1室2人利用時)。