「ヤオハチ 札幌麻生店」が9月1日、札幌市麻生(札幌市北区北39西5)にオープンした。
「ヤオハチ」は、独自の流通で無駄を省き、取れたての野菜の手頃な価格での提供を目指すという八百屋ベンチャー。運営はやお八(札幌市)。約同店までの8店舗を約6カ月間で札幌市内に開業させている。今後は都内への進出を目指すという。
同店は、麻生駅から徒歩1分ほどのところに開業。「食のセレクトショップ」として、野菜や果物のほか、道内で直接仕入れた鮮魚5種類や肉類10種類を販売する。店内には、手書きのポップを飾り、野菜・果物の産地や価格情報やお薦めの食べ方、スタッフの一言をアピールしている。
同社では、自宅まで野菜を届けるデリバリーサービス「ヤオハチデリバリー」も開始。利用者から、コロナ禍で外出を控えたい、忙しくてゆっくりと買い物をする時間がない、といった声が寄せられたことがきっかけだという。1,500円以上の購入で利用できる。対象エリアは、栄町店、南平岸、麻生店の3店舗から3キロメートル圏内。注文は、電話、インスタグラム、ラインなどで受け付けている。
同社社長の藤川欽三さんは「(オープンした)札幌麻生店では、野菜、肉、鮮魚を数多くそろえているのでぜひ足を運んでほしい」と呼び掛ける。
同店の営業時間は10時~20時。デリバリーサービス対応時間は10時~15時。