「SAPPOROフラワーカーペット2021」が8月27日から、北3条広場(札幌市中央区北2西4)をメイン会場として開催される。
同イベントは、花びらや自然素材を用いて1枚の大きな絵を描く参加型イベント。2014(平成26)年に始まり、毎年、市民ボランティアや地域住民と共にバラやカーネーションなどの花びらを広場に敷き詰め、色とりどりの絵を制作してきた。昨年は新型コロナウイルス感染症の拡大を受け中止となった。今年はボランティアを募らない「鑑賞型」イベントとして2年ぶりに開かれる。
今年のカーペットデザインは「自然の恵みや、共に暮らす北の動物たち、そして人々が喜びを分かち合いながら生きている物語」をテーマに鮮やかな色彩で描く。
今年はオンラインフラワーカーペットも開催。SNSなどで呼び掛けて作った折り紙の花を集め、フリーウオーキングをイメージした壁面アートを制作する。作品は近隣施設に展示するほか、ウェブ上でも公開する予定。過去開催時の記録映像や写真も公開する。
担当者は「今年は感染拡大防止対策を十分に講じ、例年のような『参加型』イベントではなく、『鑑賞型』イベントとして開催することを決定した。来場いただかなくとも楽しんでもらえるよう、オンラインでの企画や情報発信も積極的に行う。フラワーカーペットの美しさや花の色鮮やかさを、さまざまな方に見てもらいたい」と話す。
8月29日まで。新型コロナウイルスの感染状況によって、内容の変更または開催を中止する場合がある。