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本郷新記念札幌彫刻美術館で「宮の森」テーマの展覧会

國松明日香さん「秋霖」2006 年 札幌芸術の森美術館蔵(撮影:前澤良彰さん)

國松明日香さん「秋霖」2006 年 札幌芸術の森美術館蔵(撮影:前澤良彰さん)

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 企画展「開館40周年記念 宮の森 この地が生んだ美術」が現在、本郷新記念札幌彫刻美術館(札幌市中央区宮の森4条12、TEL 011-642-5709)で開催されている。

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 同美術館は、札幌生まれの彫刻家・本郷新さんが1977(昭和52)年にアトリエ兼ギャラリーとして建てた邸宅を出発点とする小さな美術館。宮の森は、本郷さんがアトリエを構えた年と同時期に本田明二さんや八木保次さん、八木伸子さんら戦後の北海道美術を代表する美術家が制作の拠点として選んだ所。今なお、さまざまな美術家が宮の森を拠点としている。

 同展では、同美術館のコレクションから宮の森とその周辺地域ゆかりの美術家による作品23点を紹介し、宮の森が育んだ美術の魅力を紹介する。

 出品作家は、本郷新さん、国松登さん、本田明二さん、八木保次さん、八木伸子さん、大本靖さん、阿部典英さん、國松明日香さん。

 展示担当の平井菊花さんは「何度見ても新鮮な発見があり、感性を刺激される作品ばかり。清涼感あふれる展示室の雰囲気を、ぜひ体感しに来てほしい」と呼び掛ける。

 開館時間は10時~17時。月曜休館。観覧料は、一般=500円、高校・大学生=300円、中学生以下無料。

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