作品展「藤倉英幸 はり絵で描く北海道」が4月24日、JRタワー(札幌市中央区北5西2)札幌エスタ11階プラニスホールで始める。
JR北海道の特急列車車内誌「The JR Hokkaido」が6月で400号を迎えることを記念して、同誌表紙絵を長年担当してきたイラストレーター・藤倉英幸さんの作品を展示する。藤倉さんの作品のうち、表紙を飾った約70点を紹介する。
1987(昭和62)年、JR北海道発足と同時に誕生した同誌は、道内特急列車の座席に配置し、北海道各地の歴史・文化・食などを伝える記事やエッセイを掲載している。表紙は北海道各地の風景を情感豊かに「はり絵」で表現してきた。藤倉さんの作品は、同誌表紙絵をはじめ、牛乳パックや菓子パッケージなどで、多くの人に親しまれている。
会場では、大雪山系を望みながら走る富良野線で、1両の気動車が新緑の緑と花々の間を駆け抜ける風景を描いた「美瑛まで」など、藤倉さんがライフワークとして描いた四季折々の北海道の風景を展示する。
開催時間は10時~18時。入場料は、一般=500円、学生以下無料。5月16日まで。