ピングーの魅力が詰まった初の本格的な展覧会「ピングー展」が4月23日から、サッポロファクトリー(札幌市中央区北2東4)3条館3階で開催される。
「ピングー」は1980(昭和55)年にスイスで生まれたペンギンのアニメーションキャラクター。同展は40周年を記念し、2020年8月東京会場(松屋銀座)より巡回を開始した。
アニメーション作家オットマー・グットマンさんの資料に加え、当時スイスのスタジオで使われた本物のクレイ人形やジオラマ、フィルム、日本初公開の原画や絵コンテなど、「ピングー」制作の貴重な資料約400点を一堂に展示する。
このほか、当時ピングースタジオで活躍された唯一の日本人アニメーター甲藤征史さんへの取材記録を基に、初めて語られるピングーのエピソードも公開。併せて、日本で2017(平成29)年に制作された3DCGアニメーション「ピングーinザ・シティ」より、イベントオリジナル映像など新しい「ピングー」の世界を体験できるコンテンツも用意。
営業時間は10時~19時30分(最終入場は19時、5月10日以降の平日は13時~)。料金は一般・大学生=1,200円(前売り1,000円)、中高生=900円(同700円)、小学生=600円(同400円)。前売り券は4月22日までチケットぴあで販売。会期は5月30日まで。