冬季限定の屋外型スケート場が1月20日、円山総合運動場(札幌市中央区宮ヶ丘3)にオープンした。
同施設は1周200メートルの屋外スケートリンクが造成され、毎年冬季限定で開放される。スケート靴の貸し出しも有料で行っており、初心者でも気軽に滑ることができる。
同施設のスケートリンクは冷却装置を使わず、自然凍結による昔ながらの方法で作られる。作り方は、雪が50センチ以上降り積もるのを待ってからトラクターで雪を踏み土台を作り、マイナス5度以下になる深夜を目がけて水をまく。氷が厚くなれば完成するという。今年は気温の上昇により十分な水まき作業が行えなかったため、1月5日のオープン予定から延期された。
利用時間は10時~19時(小学生単独利用16時まで、中学生単独利用18時30分まで、保護者同伴の場合は19時まで利用可能)。2月14日まで。料金は、一般=130円、高校生=80円、中学生以下、65歳以上無料。貸し靴料金は、1時間250円、2時間300円、超過料(30分ごと)100円。悪天候等の理由により開放を中止する場合あり。混雑時は入場規制を実施、来場者にはマスク着用・手指消毒などの対策を呼び掛ける。