「札幌美術展 アフターダーク」が2月27日から、札幌芸術の森美術館(札幌市南区芸術の森2)で開催される。
「札幌美術展」ではテーマを設定し、地域の美術家を紹介してきた。今回は文明の発達に伴い、人々の捉え方や寄り添い方が多様に変化してきた「夜」という時間帯に焦点を当てた展覧会が開催される。
同展では、「夜」という時間帯をテーマに、北海道・札幌ゆかりの多彩なジャンルのアーティスト11組の作品を紹介する。アーティストは、大黒淳一さん、大橋英児さん、川上勉さん、経塚真代さん、齋藤由貴さん、手島圭三郎さん、藤倉翼さん、フジ森(藤木淳さん、藤木寛子さん)、藤原千也さん、本田征爾さん、松浦シオリさんらが参加。
担当者の平井菊花さんは「私たちを魅了して止まない『夜の時間』に注目し、子どもから大人まで、幅広い世代に向けた展覧会となっている。日々の暮らしに新たな視点が生まれるような、またとない機会となれば」と話す。
開催時間は9時45分~17時(入館は16時30分まで)。月曜休館。観覧料は、一般=800円、高校・大学生=400円、小・中学生=200円。4月11日まで。