札幌市円山動物園(札幌市中央区宮ヶ丘3、TEL 011-621-1426)が4月1日、1カ月ぶりに部分開園した。同園は新型コロナウイルス感染拡大のための外出自粛を目的として3月1日から臨時休園していた。
「こども動物園」内のリスザルドーム及びビーバーの森は窓や扉の開閉による自然換気ができないため閉館。「キリン館」は窓や扉を開放することで動物に影響が出るため閉館。「動物科学館の木の砂場」「サル山の子どもの遊び場」「エゾシカ・オオカミ舎の子どもの遊び場」は子どもの安全を確保するため閉館する。
このほか、「カンガルー館」「熱帯雨林館」「は虫類・両生類館」「カバ・ライオン館」は建物の形状的に自然換気が困難なため、全面閉館するが、ほかの施設は通常営業を行う。
同園は来場者に、咳エチケットを守ること、37.5度以上の発熱がある、14日以内に海外渡航歴がある、高齢などで健康不安がある、持病がある人は来場の自粛を呼び掛ける。入園時には手指・靴底の消毒を行うよう呼び掛ける。
4月6日~10日は通常閉園週間だが、長期にわたり臨時閉園していたことから、4月9日・10日は臨時開園する。
営業時間は9時30分~16時30分(最終入場16時)。第2・第4水曜休館。