「原田治展『かわいい』の発見」が4月1日から、大丸札幌店(札幌市中央区北5西4)7階ホールで開催される。主催は大丸札幌店。
同展では1970年後半から1990年代にかけて、女子高校生を中心に爆発的な人気を博した「OSAMU GOODS(オサムグッズ)」の生みの親、原田治(1946~2016)を紹介する巡回展。
没後初の巡回展となる同展では、イラストレーターとして活動する端緒となった、1970年代「an・an」の仕事をはじめ、広告・出版・各種グッズなど多分野にわたる作品を中心に、幼少期~20代前半の初期資料や、エッセー集「ぼくの美術帖」関連資料も交えて展示。時代を超えて愛される原田治の全貌に迫る。
大丸松坂屋百貨店の本社・営業企画室(催事企画)北浜健司さんは「日本の『かわいい』文化に多大な影響を与えた、原田治の没後初の展覧会が北海道初開催。気軽に訪れてほしい」と呼び掛ける。
入場時間は10時~19時30分(最終日は16時30分まで)。入場料は、一般=800円、大高生=600円、中学生以下=無料。4月13日まで。