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札幌の福祉のアンテナショップを中国視察団が訪問 福祉業界の可能性見える

視察の様子

視察の様子

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 「北海道・札幌市海外拠点連携協議会」が主催する商談会・交流会参加のため札幌を訪れた中国政府・企業の一団が12月19日、「元気ショップいこ~る」(札幌市北区北6西4)を視察した。

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 元気ショップいこ~るは、札幌市補助事業で全道各地の障がいのある人が作るパンやお菓子、クラフト雑貨などを展示・販売している福祉のアンテナショップ。

 視察団は、吉林省や黒龍江省の商務庁副庁長をはじめとした中国政府・企業関係者15人で、商談会開始までの空き時間を利用し、札幌の福祉事業を見学した。視察団は熱心に製品を見て回り、吉林省商務外事局局長の周さんは「これはいい」とグリーンのストールを購入した。

 同店プランニング・プロデューサーを務めるMental-Consul代表の相内雄介さんは、「今回の視察の反応を見て、札幌の福祉事業所製品の地力が、十分にインバウンドに対応できるという可能性が感じられた。福祉業界も、全国といわず世界まで視野を広げる時代が来ている」と話す。

 元気ショップのいこ~るの営業時間は9時~20時。

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