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札幌・円山の和菓子店「宗家 源 吉兆庵」が改築 大型工芸菓子の展示も

「お楽しみ袋」を求める行列ができていたオープン初日の様子

「お楽しみ袋」を求める行列ができていたオープン初日の様子

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 創作和菓子専門店「宗家 源 吉兆庵」札幌円山店(札幌市中央区北1西28、TEL 011-641-1513)が8月29日、リニューアルオープンした。

岡山の菓子職人が制作した大型工芸菓子「紅葉」

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 北海道エリアの旗艦店としての役割を目的に、昨年秋から改築に入っていた同店。1階に店舗、2~3階にオフィス、会議室、研修室を設け、店舗管理の統一と接客技術の向上を目指す。外壁の一部には、和紙デザイナーの堀木エリ子さんの作品を採用。太陽や月をモチーフとして、エネルギーが広がり交差するようなデザインは、和菓子がつなぐ人と人の縁が大きく広がっていくことを祈念しているという。

 店内には今回初めて大型工芸菓子(観賞用の菓子)を展示。1辺約1.7メートルのスペースに、同社所属の岡山の菓子職人が制作した四季折々の情緒ある作品を展示する。リニューアルオープン時は、「紅葉」をモチーフにした工芸菓子が登場する。

 北海道営業部マネージャーの青山泰之さんは「季節の果物を使ったオーソドックスなものから、菓子直営の路面店だけで提供している蒸しきんつばや大福など、ご自宅で食べていただく菓子からご進物まで幅広くそろえている。これからもみなさまに親しまれる菓子を提供していきたい」と話す。

 オープン記念として、栗や柿といった秋の味覚を使った商品が入る「お楽しみ袋」(1袋1,080円)を1000袋限定で用意する。初日は開店前から100人を超す行列ができていた。

 営業時間は9時30分~19時。

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