札幌市営地下鉄南北線平岸駅に直結するビル地下1階に10月中旬、飲食店などが集積する新スポット「平岸ゴールデン街」がオープンする。
同ビルオーナーのサイド企画(札幌市中央区)が企画し、不動産企画会社の山道企画(札幌市中央区)にコンサルティングを委託。平岸は長年続けている個人商店の多い土地柄だが、近年は景気の悪化による閉店などを背景に「少しでも街が盛り上がれば」(同社)と、新たなスポットとして地域活性化を目指す。
開設場所は、平岸駅2番出口に直結する「第2松井ビル」(豊平区平岸2条8)地下1階で、フロア面積は200坪。1店舗当たりの面積は3坪~18坪に仕切り、20店舗が出店可能。これから商売を始める人や2号店を考えている人などが出店しやすいよう、家賃は6,000円~8,000円(坪)と低めに設定した。
内装は、「昭和レトロモダン」をテーマに看板や照明などを統一。「商店街」をイメージし、昔に比べて希薄になった人とのつながりが持てるよう対面商売が中心。テーブル席を設ける店舗もあるという。現在は、焼き鳥店やおばんざい、立ち飲み、すし、イタリアン、スナック、居酒屋などの飲食店のほか、雑貨店1店、計10店舗の出店が決まっている。