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北海道立近代美術館で「日本の美・百花繚乱」 選び抜かれた作品180点

《冨嶽三十六景 神奈川沖浪裏》葛飾北斎 天保元-3年頃

《冨嶽三十六景 神奈川沖浪裏》葛飾北斎 天保元-3年頃

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 北海道立近代美術館(札幌市中央区北1西17、TEL 011-644-6881)で現在、「東京富士美術館 開館35周年秘蔵『日本の美・百花繚乱』」が開催されている。

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 東京の八王子市にある東京富士美術館が所蔵する桃山時代から江戸時代にかけての屏風、掛軸、巻子、武具、漆工芸、陶磁器、浮世絵版画から選び抜かれた作品を約180点展示する。桃山時代の豪奢な屏風絵をはじめ、江戸時代の狩野派や琳派の名品、伊藤若沖、曾我蕭白など「奇想派」と呼ばれる絵師の逸品、そして鈴木其一の「風神雷神図襖」に至るまで、「日本の美」を多数紹介する。

 特集展示として、浮世絵の傑作として名高い葛飾北斎の「冨嶽三十六景」、歌川広重の「東海道五拾三次」を前期・後期に分けて展示する。

 担当者の眞鍋浩史さんは「江戸時代に開花した珠玉の伝統美が一堂に会した北海道だけの特別展。この機会をお見逃しなく」と話す。

 開館時間は9時30分~17時(会期中金曜日は19時30分、7月20日のみ21時まで)。入場料は、一般=1,300円、高校大学生=700円、中学生=500円、小学生以下無料。9月2日まで。

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