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札幌で「南蛮と白磁」 作家2人の生き様投影した焼き物展示

会場の様子

会場の様子

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 札幌のKita:Kara Gallery(札幌市中央区大通西5、TEL 011-211-0810)で6月29日から、「『南蛮と白磁』森岡成好 森岡由利子」が開催される。

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 南蛮焼締とは、16世紀頃に南蛮貿易によって日本に渡来した、釉薬(ゆうやく)を使わずに土味を生かして焼成する器、白磁は、白い土(磁器土)で作られた白または乳白色の器をそれぞれ指す。

 同イベントは、国内における南蛮と白磁の第一人者で、ニューヨークをはじめ海外でも活躍する陶芸家の森岡成好さん、森岡由利子さんの展覧会。2人の根底にあるのは、自然の営みの中で「生活に根づいた器」を作り続けること。会場では、2人の焼き物への情熱や生き様を投影した、焼き物を紹介する。

 担当者の平塚智恵美さんは「南蛮と白磁、それぞれの国内第一人者と呼ぶにふさわしい2人の器が並ぶ。ぜひその手触り、ぬくもりを手に取って感じてほしい」と話す。

 開催時間は11時~18時30分(最終日は17時まで)。入場無料。7月14日まで(日曜・祝日は休館)。

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