札幌グランドホテル（札幌市中央区北1西4）は8月10日より、館内のレストランやバーなど4カ所で北京オリンピックの日本の金メダル「祝勝企画」をスタートし、別館1階の「北海道ダイニングビッグジョッキ」で「金箔ザンギ」を提供している。「ザンギ」は、主に鶏などを使った唐揚げの一種で、北海道では一般的に鶏の唐揚げを「ザンギ」と呼ぶことが多い。

　同ホテルは「北京オリンピックに出場している日本人選手の金メダル獲得をお祝いするムードを『食』を通じて盛り上げていきたい」と企画。日本人選手が金メダルを獲得した翌日を「祝・ゴールドDAY」と題し、メニューの割引や特別メニューを提供する。

　「金箔ザンギ」は、同企画の「金メダルセット」の中の1品。北海道ダイニングビッグジョッキで通常提供しているザンギの上に15センチ四方の金箔をのせたもの。他に、「金」と関連付けて黄金色のオムレツ、枝豆、同店の人気ナンバーワンメニューの元祖ラーメンサラダの計4品と90分飲み放題が付く。平日・土曜＝17時～19時、日曜・祝日＝16時～19時までの入店客が対象で、料金は1人＝2,500円（注文は2人前から）。

　10日には、柔道男子の内柴正人選手が日本人金メダル第1号を獲得したため11日に「金メダルセット」を提供。約30人の注文があったほか、問い合わせも多く好調な出だしとなった。同店の桜井秀彰調理長は「日本人選手に頑張ってもらい、毎日でもメニューを提供できれば」と日本人選手の活躍に期待を寄せる。

　8月25日まで。

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