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札幌で「タチノミプロジェクト」始動へ 堀江貴文イノベ大学校が企画

「札幌活性化プロジェクト」メンバーの斉藤さん

「札幌活性化プロジェクト」メンバーの斉藤さん

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 「大通すわろうテラス」(札幌市中央区南2西4)で4月28日から、堀江貴文HIUイノベーション大学の参加メンバーが立ち飲み店「タチノミ」を期間限定オープンする。

「大通すわろうテラス」の外観

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 同店オープンのきっかけは、数々の地方都市のまちづくりを手掛ける木下斉さんを講師に、同大学が今年3月に行った札幌合宿で「札幌の地域活性化につながるビジネスプランを2泊3日で作る」をテーマに5つの参加チームが提案したプロジェクト企画案の一つという。「札幌活性化プロジェクトチームA」が、合宿時に堀江貴文さんへプレゼンテーションを行い、企画実現にこぎ着けた。

 メンバーは、東京在住者を中心に東京で飲食店を経営している林田博之さんをリーダーに、学生、会社員、経営者などで構成する。東京での「稼ぎ方」を札幌で実践し、経済効果を上げてもっと北海道を元気にしたいという思いから、ビジネスモデルとして「立ち飲み屋」を企画したという。プロジェクトは札幌在住のHIUのメンバーも協力して、今回だけではなく以降も継続して行う予定。

 広報担当の八幡英子さんによると、「大通すわろうテラス」は、「人の交流と新たなにぎわいづくり」をテーマに、「札幌大通まちづくり」(中央区)が2013年8月に開設して以降、稼働状況は2016年が3割、2017年は4割程度にとどまっているという。同所は1日38万人の人通りがあるため、ここを起点にビジネスを始めることで、活気あふれる場を作ることを目指すという。

 プロジェクトには、サッポロビール、一風堂、日本ハムファイターズも協力する。日本ハムファイターズのユニホームを着用している人はビール1杯無料のキャンペーンも行う。提供メニューは、一角堂角煮まん(300円)、一風堂水ギョーザ(400円)、おつまみもやし(200円)、札幌クラシック生ビール(500円)、デュワーズハイボール(400円)、レモンサワー(400円)、ソフトドリンクなど。

 営業時間は11時~20時。5月6日まで。

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