定山渓温泉街(札幌市南区定山渓温泉、TEL 011-598-2012)で4月14日から、「第32回 定山渓温泉渓流鯉(こい)のぼり」が開催される。
定山渓温泉は「札幌の奥座敷」ともよばれる北海道有数の温泉。定山渓の春の風物詩である同イベントは1987(昭和62)年、ゴールデンウイークや端午の節句、また桜が満開を迎える時期に、温泉街での思い出の一つとして揚げたのが始まり。揚げるのは、北海道内の家庭や職場で使わなくなったこいのぼりを譲り受けたもので、大小400匹のこいのぼりが温泉街の豊平川上空を泳ぐ。
イベント担当者の永野祐輔さんは「山々に残雪が見られる4月中旬から、端午の節句を迎え桜が咲き誇る5月上旬、新緑が芽生える『春紅葉(はるもみじ)』を迎える季節、約400匹のこいのぼりが豊平川上空を舞う。温泉街中心部にある月見橋からがビューポイント」と話す。
5月6日まで。