不動産事業を核にインバウンド事業などを展開している「MASSIVE SAPPORO(マッシブサッポロ)」が10月13日、忍者体験道場「HOKKAIDO NINJADO」を本格オープンした。
場所は非公開。忍者修行希望者は札幌テレビ塔1階「札幌ツーリストインフォメーションセンター」に集合し、そこから車でVRゴーグルを着けて道場へ移動し忍者修行が始まるという。
修行時間は120分。伊賀忍者の子孫や京都で忍者修行を行い、余市忍者衆のリーダーとして活躍する忍者嵐嶄(らんざん)さんの協力の下、体験プログラムを作ったという。忍者衣装に着替えて、九字護身法、歩法、忍び刀、吹き矢、手裏剣、城壁登り、殺陣などを体験できる。
道場の広さは約150平方メートル。忍者2人が修行指導を行う。2カ国語対応(英語・中国語)のため外国人観光客も利用できる。
インバウンド事業部マネジャー土橋立弥(たてや)さんは「ターゲットは中国や台湾などアジア圏の観光客。旅行客は関東を経由せずに直接来道するため、札幌で気軽に日本体験できるように企画した」と話す。「観光客が増える雪まつりシーズンに向けて、もっと多くの人にこの施設のことを知ってほしい」とも。
対象年齢は4歳以上。体験は1日4グループ(10時、13時、15時、17時スタート)で、1グループ最大7人まで。料金は、大人=5,000円、子ども(12歳まで)=4,000円。
現在、道内在住ファミリー向け(12月31日まで)と企業向け(忘新年会限定)の特別プランを用意(日本語対応のみ)。企業向けプランは、中央区内の企業を対象に直接会社まで送迎車で迎えに行き、帰りは忘新年会の会場まで送り届ける。