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札幌・芸術の森美術館で「現れよ。森羅の生命-木彫家 藤戸竹喜の世界」

アイヌ民族の女性をモーチーフにした杉村フサ像。(撮影露口啓二)

アイヌ民族の女性をモーチーフにした杉村フサ像。(撮影露口啓二)

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 札幌芸術の森美術館(札幌市南区芸術の森2-75、TEL 011-591-0090)で11月14日、木彫家の藤戸竹喜さんによる作品特別展覧会「木彫家 藤戸竹喜の世界」の後期展示が始まった。

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 藤戸さんは北海道美幌町出身。旭川を拠点に熊彫りを生業としていた父の下で木彫制作を始め、1964(昭和39)年には阿寒湖温泉に民芸店としてアトリエを構え独立。アイヌ民族の彫りの技を受け継ぎながら、独自の木彫世界を築き、2015年に北海道文化賞、2016年には文化庁から地域文化功労者として表彰されている。

 同展では熊や鹿のさまざまな姿を捉えた初期作や、アイヌ民族の等身大人物像など約110点を展示する。

 今月18日13時からは藤戸さんによるトークショーを予定。25日14時からは、学芸員が展覧会の見所を案内するツアーに無料参加できる。

 開館時間は9時45分~17時(入館は16時30分まで)。月曜休館。入場料は、一般=1,000円、高校生・大学生=800円、小学生・中学生=300円。12月17日まで。

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