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すすきの・ノルベサに「北海道くらし百貨店」 サツドラの新業態、道産品に特化

セレクターが選ぶ北海道商品を中心に紹介

セレクターが選ぶ北海道商品を中心に紹介

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 札幌市営地下鉄南北線すすきの駅近く、ノルベサ1階に6月22日、「北海道くらし百貨店 札幌ノルベサ」(札幌市中央区南3条西5、TEL 011-223-3566)がオープンした。

イートインエリア「アウトドアダイニングミールラウンジ」

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 同店はドラッグストアを展開する「サッポロドラッグストアー」(札幌市北区)の新規事業。今回1号店およびECサイトをオープンし、年内に沖縄でのオープンも予定する。

 札幌のアートディレクター・グラフィックデザイナー野村ソウさんが店舗デザインを手掛け、モダンな雰囲気で統一。「北海道と、暮らそう」をコンセプトに、各ジャンルの著名人や専門家がセレクターを務め、人や商品のストーリーに焦点を当て、掘り下げながら発信している。

 「北海道のクラフト・雑貨」コーナーにはクラフトや雑貨など道内で活動する作家15人以上の作品を取りそろえ、同店オリジナルのブレンドアロマが店内に香る。

 「『食』のミュージアム」は商品を発見し、体験することを目的としたスペース。CREATIVE OFFICE CUE社長の伊藤亜由美さんは自宅で松前漬けが漬けられる「中山薬品 天然がごめ昆布使用 松前漬手作りセット」(1,404円)を紹介。伊藤さんは「北海道と命名され来年で150年。若い世代に北海道の郷土料理を伝えていくために、まず北海道の人に手に取ってもらいたい」と呼び掛ける。

 イベントスペースには第1弾としてJA十勝清水町による「十勝若牛」が登場。菓子やパンを製造する「もりもと」とコラボレーションした「牛肉ゴロッとカレーパン」(200円)、「『十勝若牛』バーガー」(380円)を限定販売する。7月18日まで。

 「生鮮エリア」では生産地と生産者の顔写真の表示を行い、毎日入荷した北海道の新鮮な食材を販売する。

 イートインエリア「アウトドアダイニングミールラウンジ」ではダッチオーブンを使った料理や地酒を提供。ショーケースに並んだ12種類の料理を見て選ぶ「デリカテッセン」スタイルを採用し、「3デリランチプレート」(918円)は料理3品、スープ、ライスまたはパンがセットとなる。同エリアを手掛けたグラフィックホールディングス社長の山本壮一さんは「食というコンテンツを、お客さまとより密接な関係を築くことができるコミュニケーションツールと位置付け、北海道くらし百貨店の玄関口として演出していきたい」と話す。

 営業時間は10時~24時。

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